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まちるだいすけ先生の農業学校

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まちるだいすけ先生の農業学校

だから野菜はおもしろい!

 知ってるだけで野菜生活が楽しくなる!
 そんな産地からの新鮮情報をお伝えします(^^)v

じゃがいもはビタミンCの宝庫

 「ビタミンC」がたくさん含まれている食べ物といえば、思い浮かぶのは、「レモン」や「いちご」などの果物かな? でも、みかけによらず「じゃがいも」もすごいんです。

 田舎臭くてパッとしない男の人を「じゃがいも」みたい、ということがありますが、じゃがいも1個のビタミンCは、りんご1個より多く、みかん1個分にも相当するとのデータがあります。さらに、ビタミンCは、熱によって壊れやすい性質がありますが、じゃがいものビタミンCは、でんぷんによって守られるため、他の野菜より火を通しても壊れにくいのです。

 そうです、男は見かけじゃなく、中身が大切なんです^^;

品種によってビタミンCの量が違う!

 ひとくくりに「じゃがいも」といっても、品種によって含まれる量が違います。
 ビタミンCが多いジャガイモの代名詞は、「キタアカリ」ですが、ついで「とうや」も負けず劣らずビタミンCの多い品種です。

「キタアカリ」
「キタアカリ」
「とうや」
「とうや」
図 じゃがいものビタミンC含有量
図 じゃがいものビタミンC含有量(単位:mg/100g)
(1998 大羽和子他 「ジャガイモ塊茎の生育および冷却 貯蔵に伴うビタミンC量およびその合成酵素活性の変 化」より引用)
調理方法によってビタミンCの量が変わる!

 たくさん含まれているビタミンCですが、調理の仕方によっては大きく減ってしまうこともあります。せっかくの栄養を無駄なくいただきましょう。

ビタミンCをたくさん残す調理方法

ビタミンCは、水に溶けやすいので、ゆでるより蒸したり、電子レンジで加熱する方が効果的!
また、切れば切るほどビタミンCが、流れ出てしまうので、出来れば皮付きのまま丸ごと調理しよう!

さっそく作ってみよう!!!

協力:農研機構北海道農業研究センター 研究調整役(芽室担当) 森 元幸