メークイン | 小振りなもの4個 |
たまねぎ | 半個 |
トマト水煮 | 3個分 |
えだまめ | 少々(冷凍品で可) |
パスタ (カッペリーニ) |
適量 |
チキンコンソメ | 1個(キューブ) |
塩、コショウ | 少々 |
オリーブオイル | 少々 |
ミネストローネ風ですが、今年のメークインの美味しさをシンプルに生かしてみたくて、再構築して みました。ちょっと酸味のあるスープとともに、口の中でサラリとほどけるメークインの舌ざわりと 香りが表現できていればいいのですが、どうかな? ばれいしょは収穫してから倉庫の中で眠っている間に、どんどん味わいが変化していくものです。 収穫したての味、年の終わりの味、冬を越してからの味、それぞれの味がありますので、「いもはい も」なんて思わず、熟成してゆくワインを楽しむように、「品種」、「時期」、「調理法」により様々な テイストとテクスチャーを感じてみて下さい・・・なんていうのは似合わないので、田舎者らしく言 うと、「いもだって結構んまいんだぞっ!」って感じです。
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ばれいしょにたっぷりかぶる位の水を入れ、チキンコンソメと ホールトマトを手で潰し入れ、弱火で煮込みます。 |
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アクをていねいに取り、ある程度煮込んでからたまねぎを入れ、 さらに煮込みます。 |
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ばれいしょの表面が煮崩れるちょっと前に、塩、コショウで味 を整え、パスタを適当な長さに折って入れます。 |
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パスタがやや固めに煮えたら火を止めます | |
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皿に盛り入れ、えだまめを散らし、オリーブオイルを少量、振り入れて出来上がり。 |
すべての材料を一番よい煮加減にするには、投入のタイミングが大切。 ばれいしょの皮を剥いた場合は、煮崩れしやすいので、早めに他の材料を入れていくこと。 もし、ばれいしょだけ先に煮えてしまったら、一度取り出してから、作業を進めましょう。 パスタも盛り付けの間に軟らかくなっていきますので、芯が残っている位で火を止めましょう。
色どり、様々な食感を加えるために、えだまめとパスタを浮かべてみましたが、これも発想次第。 なくたっていいし、他の材料でもいい。たまたま、めむろでは「えだまめ」が生産されているので使ってみましたが、他にも「キャベツ」もあるし「ゆりね」もある。そうそう、「だいこん」なんて入れたらどんな味になるんだろ? 季節ごとに、おいしいものが、否応なしに穫れ上がってくるから、今度はどうやって料理してやろうかな、と日々、第六感までフル稼働させて楽しんでいる自分がいる。 こうしてみると、田舎暮らしもある意味豊かだな、って実感できますよね。いや、実感してもらいたいから、つくり続けることができるんです。