フルーツトマト(普通のトマトでもかまいませんが) | |
モッツァレラチーズ | |
ジェノベーゼソース | |
エキストラバージンオリーブオイル | |
塩 |
みなさんは、今年のクリスマス、いかがお過ごしでしたか?
家族あるいは恋人と幸せいっぱいの時間を過ごした方もいれば、ただただ淡々と、何ごともなく、一人きりの日常が過ぎ去った方も多いはず・・です(~_~;)
そんなあなたに、“めむろ産野菜でクリスマス!”なんて考えてみました。
来年こそ、みんなに幸せが訪れるといいですね!(自分、含む・・)
まずは前菜、定番のカプレーゼですが、ちょっと捻ってジェノベーゼソースでいただくというのはどうでしょう。どこが地場産かというと、庭のバジルでつくったジェノベーゼソースなんです、・・苦しい!
ジェノベーゼソース
バジル、クルミ、松の実、にんにく、ペコリーノ、パルミジャーノチーズをオリーブオイルでペーストにし、塩で味付けしたものです。市販のものもあります。
トマトとモッツァレラを切って皿に並べます。 | ||
ごく軽く塩を振り、オリーブオイルを回しかけます。 | ||
お湯で軽くのばしたジェノベーゼソースを散らします。 | ||
ゆりね | |
冷凍えだまめ | |
トマトピューレ | |
牛 乳 | |
生クリーム | |
塩、コショウ |
続いて二品目はスープ! ゆりねだけだと色が寂しいので、えだまめとトマトを加えてみました。
イメージどおりの模様を描くことはできなかったけれど、こうしてみてみると、なかなかキレイだな、と自己満足。
今時期、ゆりねはフレッシュで手に入りますが、えだまめは無理しないでめむろ産冷凍品を使っています。トマトもこれまた庭でとれたものの冷凍ピューレで、一応オール地場産。
味は?というと、ゆりねと牛乳の甘みが生きて、これがなかなか美味しい!!
ゆりねのりん片をはがし、きれいに掃除します。 | ||
ゆりねにたっぷりの牛乳を注ぎ、ゆっくり煮ます。 | ||
えだまめは少量の牛乳を加えてミキサーまたはフードプロセッサーにかけ、ペーストにしておきます。 | ||
煮込んだゆりねを牛乳ごとミキサーにかけます。 | ||
再び鍋に戻して、弱火にかけ、牛乳で濃度を調節し、生クリームを適量加えたあと、塩、コショウで味を整えます。 | ||
えだまめペーストとトマトピューレを散らします。 | ||
パスタ(スパゲッティーニ) | |
冷凍さやいんげん | |
冷凍ブロッコリー | |
ゆりね(スープの時の余り) | |
パンチェッタ(豚バラ肉の塩漬け) | |
にんにく | |
鷹の爪 | |
コンソメ | |
塩分不使用バター |
三品目は・・・、う~ん、冷蔵庫の残り物でつくったお昼のパスタみたいだな?
でもね、これ、自分でいうのもなんだけど、なかなか美味しいんです。
まず、冷凍品とはいえ、野菜がなかなかうまい! 穫れたてを地元で瞬間冷凍したものだから、旬の甘みがそのままなのです。また、パンチェッタの強い塩気と半溶けになった脂が、あっさりしがちな野菜のパスタにいいアクセントを与えています(このパンチェッタは自家製です)
そして、仕上げはソースに一工夫! 様々な旨みが混然一体となったこの美味しさをぜひ!
パスタを茹でるお湯で、冷凍野菜をサッと茹でてておきます。 | ||
フライパンにオリーブオイルを入れ、にんにく、鷹の爪にゆっくり火を通します。 | ||
にんにくがうっすら色づいたら、コンソメスープを注ぎます。 | ||
スープが沸騰したら、バターを加えて、少し煮詰めます。 | ||
パスタが茹で上がる少し前に野菜を入れ、味を含ませます。 | ||
パスタを入れて、全体にソースをからめたら、火を止め、パンチェッタを入れてひと混ぜしてできあがり。(脂が半透明になる程度) | ||
鶏ムネ肉 | |
米(日本米でもよい) | |
たまねぎ、ごぼう、しいたけ | |
冷凍えだまめ | |
にんにく | |
チキンブイヨン、塩、黒コショウ | |
付け合せ | |
じゃがいも(マチルダ) |
いよいよメイン。クリスマスといえばチキンでしょう! でも、それだけじゃつまんない。
今回のイメージはズバリ、「鶏ごぼうの炊き込みごはん」でしょう~(丸尾くん風)
これなら日本人のハートをガッチリ鷲づかみだよ。
しかし、鶏一羽のローストは家庭ではチョット難しいので、フライパンでなんとかしてみましょう。なんだって、やろうと思えばなんとかなるものさ。
ムネ肉は横から切れ目を入れ、袋状にしておきます。軽く塩、コショウを振り、にんにくで香りをつけます。 | ||
リゾットをつくります。たっぷりのオリーブオイルをフライパンに入れ、粗みじんにしたたまねぎを炒めます。 | ||
たまねぎに火が通ったら、米を入れます。米にオイルがまわり、透明になったらチキンブイヨンをたっぷりめに注ぎます。 | ||
途中、ごぼう、しいたけを好みの固さになるよう計算して入れていきます。 | ||
ブイヨンが減ったら、米の硬さを確認し、足りなければ熱いブイヨンを足します。 | ||
米が表面にみえてきたら、焦げ付かないようかき混ぜ始めます。出来上がる少し前にえだまめを入れ、軟らかめにリゾットを仕上げます。 | ||
鶏肉にリゾットを詰め、爪楊枝で切り口を閉じるか、タコ糸でしばります。 | ||
フライパンにオリーブオイルを熱しておき、鶏肉の表面を焼きつけます。全面を焼いたら、さらにオリーブオイルを振りかけます。 | ||
焼き色がしっかりついたら、弱火にして中まで火を通します。焼いている間、フライパンに出てきた焼き汁をスプーンですくって表面にかけます。 | ||
鶏肉からの焼き汁が少なくなり、透明になってきたら、焼き上がりです。火を通しすぎると、パサツクので注意。 | ||
フライパンにたっぷりめのオイルでばれいしょをカリッと焼き上げて付け合せにします。 | ||
スポンジ | |
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薄力粉 | 90g |
卵 | 3個 |
砂糖 | 100g |
牛乳 | 20g |
インスタントコーヒー | 少々 |
バタークリーム | |
食塩不使用バター | 200g |
卵黄 | 3個 |
砂糖 | 90g |
水 | 60g |
チョコレート | 30g+α |
インスタントコーヒー | 少々 |
仕上げ用 | |
粉砂糖 |
そろそろ、お腹も一杯になってきました。ここで口当たりの良いジェラートとフルーツのデザートなんかでコースの終わりとなるのが普通のパターンですが、・・・そうはさせません。最後は乳製品をたっぷり使った、バタークリームのケーキだっ!
でもね、できたてのバタークリームは、口溶けも軽やかでとっても美味しいんです。
私たちのまわりには、おいしい牛乳がいっぱいあります。こんな恵まれた環境にいるのだから、もっともっと、牛乳や乳製品を楽しむことができるはずじゃないですか。で、なんで急にフランスのお菓子になったかって?・・・これ一度つくってみたかったんです~・・・(号泣)
スポンジをつくります
卵を卵黄と卵白に分けます。卵黄に砂糖の半量を入れ、泡立てます。 | ||
卵白は残りの砂糖からひとつまみを入れ、一気に泡立てます。固く泡立ってきたら、2、3回に分けて砂糖を加え、しっかり角が立つ位まで泡立て続けます。 | ||
泡立てた卵黄に、卵白、ふるった小麦粉を交互に2、3回に分けてさっくり混ぜます。混ざったら、少量のお湯で溶いたコーヒーと牛乳を入れ、底から大きく混ぜ合わせます。 | ||
オーブンシートを敷いた天板に生地を流し込み、200℃で10分焼きます。 焼き上がったら、すぐに裏返し、側面のシートをはがし粗熱がとれるまで待ちます。粗熱がとれたら、天板を被せて乾かないようにしておきます。 |
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バタークリームをつくります
鍋に水と砂糖を入れ、火にかけます。 | ||
卵黄を一気に泡立てていきます。 | ||
沸騰した泡が大きくなってきて、シロップにわずかなねばりを感じる位になったら火を止めます。 | ||
シロップを卵黄に少しづつ垂らしながら攪拌し、そのまま冷めるまで泡立て続けます。 | ||
暖かい部屋で軟らかくしたバターを白っぽくなるまで攪拌します。 | ||
泡立てたバターに4)を少しづつ加え、攪拌し続けるとクリームの出来上がり。 | ||
ケーキをつくります
スポンジのシートを剥がし、焼き色のついた方を上にして、別にシートの上におきます。全体にコーヒークリームを塗ります。 | ||
のり巻きの要領でシートを使ってスポンジをロールにします。 | ||
端を斜めに切り落とし、ロールの上におきます。残りのコーヒークリームを全体に薄く塗り延ばします。( | ||
チョコレートクリームを更に上から塗り延ばし、パレットナイフで木肌を表現します。 | ||
残りのクリームに更にチョコレートを加え、コルネで木目や蔦を描きます。粉砂糖を振りかけ、雪が積もった感じを出します。 | ||
本日の料理はいかがでしたか? めむろ産の農産物で、みなさんのお腹と心がいっぱいになったなら、こんなうれしいことはありません。来年も、みなさまにいいことがたくさんありますように、そしておいしい野菜がたくさん穫れますように・・・