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クリーンで安全なこだわりの野菜作り

めむろといえば、全国トップレベルの収穫量を誇る馬鈴しょにスイートコーン。でも、それだけではありません。ひろびろとした大地を生かしていろいろな野菜が作られています。芽室町の野菜はただの野菜ではありません。私たちが実践しているのは、人と環境にやさしいクリーン農業。肥沃な大地と冷涼な自然条件を生かした伸び伸び野菜を育てています。
めむろで作られている数々の健康野菜の中からその一部を紹介いたします。

長いも

「十勝川西長いも」として全国へ。

芽室町で生産された長芋は「十勝川西長いも」として、近隣8JAと広域で連携し取り扱いを行っています。

毎年厳しい基準のウイルス検査・検定に加え、出荷前には全生産者の残留農薬検査・栽培履歴・十勝型GAPの提出を義務化し、安心・安全な長いもの生産に努めています。

また、「十勝川西長いも」を選果する選別場は「HACCP※」の認証を受けており、農産物の選果場で認証を受けるのは大変珍しいことです。

「十勝川西長いも」は国内のみならず海外でも評価が高く、台湾・アメリカに続きシンガポールやタイなどにも輸出が伸びている世界的ブランドです。

※HACCP:Hazard Analysis Critical Control Pointの略。原料の入荷から製造・出荷までの全ての工程で、予め危害を予測して、その危害を防止する為にしっかりと管理するシステム。

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玉ねぎ

40年の歴史とともに。

芽室町での玉ねぎ栽培は昭和49年に生産組合を設立以後、試行錯誤を繰り返し現在の栽培体系が確立しました。まだ、雪が残る3月から種まきが始まりハウス内での育苗を終えると、5月にはその苗を畑へ植え付け、9月から収穫が行われます。この間も管理作業などを行い、収穫後は生産者自らの手で選別・箱詰めを行い厳選した玉ねぎだけを皆様にお届けしています。玉ねぎを知り尽くし、生産者の手で選びぬかれた芽室の玉ねぎをぜひご賞味下さい。

玉ねぎは辛みと刺激の正体である『硫化アリル』という成分が豊富に含まれ、血液をサラサラにし動脈硬化や血栓を予防する効果があります。また、生活習慣病の予防にも効果的です。

十勝めむろから全国へ
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菌床しいたけ

ほぼ一年通して休みなく。

しいたけの栽培には原木栽培と菌床栽培がありますが、芽室町では計画的な出荷を行うことが可能な菌床栽培を行っています。ビニールハウス内で栽培し寒い冬の季節も温度管理を徹底し、ほぼ1年を通して休みなく収穫作業を行っています。

しいたけは風邪などのウイルス性の病気に対して抵抗力をつけ、がんの発生・進行を抑える作用があると言われています。また、高血圧や肥満を防ぐ効果があり、健康食材として食卓には欠かせない存在です。

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かぼちゃ

十勝めむろの南瓜は“くり将軍”

芽室町で生産される生食向け南瓜の主力品種の名前は「くり将軍」。
“将軍”という名前に似合わず、甘い食味とホクホク感、そして貯蔵性が高いのが特徴です。冬にかけて貯蔵するとデンプンが糖に分解され更に甘みが増し、ホクホク感いっぱいになります。

南瓜も用途に合わせて、生食用・加工用の生産を行っています。

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ゆり根

手間暇惜しまず6年間、ようやく皆さんの食卓へ。

芽室町でのゆり根栽培は昭和40年代後半から始まりました。大規模で機械化された農業を展開する芽室町の数ある農産物の中で、ゆり根は植え付け・収穫など殆どが手作業で行われ、約6年の歳月をかけ全国の食卓へ届けられています。
長い年月をかけてひとつひとつ丁寧に丹精込めて育てあげたゆり根は芽室町こだわりの逸品です。

ゆり根は国産の98%が北海道で栽培されています。でも、知名度はちょっと低め。
「食べ方がわからない」・「調理法がわからない」などの理由から家庭内の消費は関西地方を除いて少なく、自慢のホクホクとしたおいしさと滋養の豊かさはあまり知られていません。ゆり根は多彩なビタミン、ミネラル類が豊富に含まれていますが、中でもカリウムは野菜の中でもトップクラスの含有量で、葉酸も含まれています。
そして、この葉酸、胎児の発育に不可欠な栄養素、さらに鉄分も豊富で妊婦さんにぴったりの食材です。

ゆり根の旬は11月~2月。寒さが増すと同時にゆり根の甘さも増すため、収穫直後よりも少し期間をおいた方がさらにおいしく食べられます。

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アスパラガス

十勝めむろ産のトップバッター

芽室町のグリーンアスパラは雪解け間もない5月上旬から収穫が開始され、皆さんの食卓に出回る十勝めむろ産のトップバッターです。

土の中で栄養を蓄えたアスパラは、太陽の光を浴びて土の上に顔を出します。それを生産者が一本一本長さを確かめながら手作業で収穫していきます。
十勝めむろの日差しをいっぱいに浴びて、甘くそしてやわらかく育ったグリーンアスパラガスをぜひご賞味下さい。

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にんにく

香りづけに欠かせない香辛野菜

料理の香りづけに欠かせないニンニクは、古くから日本でも薬用植物として利用されてきました。香辛野菜として食べられるようになったのは戦後のことです。

耐組織を若返らせ、新陳代謝を盛んにし、疲労回復に役立ち、強壮、強制作用を有します。

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小麦

小麦の収穫は大型コンバインが主役

芽室町では、秋播き小麦が「きたほなみ」、「ゆめちから」、「キタノカオリ」、春播き小麦は、「春よ恋」と「はるきらり」を栽培しており、その中でも主に秋播き小麦の「きたほなみ」、「ゆめちから」の栽培に力を入れています。

小麦には秋播きと春播きがあり、秋播き小麦は麺用とパン用、春播き小麦はパン用として製粉されます。麺用小麦は、主に大手製粉メーカーに販売され、カップ麺、うどん等に使用されています。また、パン用小麦は、地元のパン屋さんのパンの原料に使用されています。小麦には、「タンパク質」「糖質」が豊富に含有されており、タンパク質の含有量によって、強力粉(パン用)、中力粉(麺用)、薄力粉(菓子用)に分けられます。

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てん菜

砂糖のもとは甘い根(甘いね)

てん菜は別名“砂糖大根”といわれています。葉はほうれん草を大きくした感じで、根は紡錘形をしています。この根に糖分がたまります。
収穫されたてん菜は芽室町にある大きな製糖工場に運ばれ、きれいに洗浄され裁断の工程を通りお湯の中で砂糖分が煮出しされ、水分を蒸発させて糖蜜となり、その後結晶行程を経て砂糖になります。

てんさい糖は、「オリゴ糖(ラフィノース)」であり、体内の善玉菌の代表であるビフィズス菌を助ける役割があります。