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アランチーニ

アランチーニ

材料
香草パン粉
パン粉 50g
たまねぎ 1/8個
にんにく 少量
ペコリーノ ロマーノ
または
パルミジャーノ レッジャーノ
20g
好みのスパイス
(今回は、粗挽黒コショウ、フェンネルシード、キャラウェイを使用します)
適量
リゾット 
米(あまり粘りの強くないもの) 150cc
たまねぎ 1/4個
ブイヨン(キューブ) 1/2個
お湯 500cc
トマトピューレ 適量
ペコリーノ ロマーノ
または
パルミジャーノ レッジャーノ
30g
バッター液
1個
大さじ2
小麦粉 大さじ4
詰め物
フレッシュモッツァレラ 100g

 「アランチーニ」とは、・・・一言で言うと「ライスコロッケ」。
 イタリアはシチリアやナポリなどの極庶民的なお惣菜で、日本人の感覚では、 じゃがいものコロッケがそれに近い感覚でしょうか。
 中身は地方によって様々のようですが、シチリアあたりでは、バールで朝から でっかいお握り型のアランチーニを頬張っている姿もよく見られるそう。
 お米も、リゾットやピラフに使うような長粒種ではなく、日本の米のような短粒種を使うので、最も日本人が親しみやすいイタリア料理の一つではないでしょうか。ちなみに「アランチーノ」とは「小さなオレンジ」という意味だそうで、確かそう言われればオレンジに見えてきます(笑)
 今回は、「アランチーニ アル ブッロ」と呼ばれる、モッツァレラチーズを中に詰めたものに、特製香草パン粉をまぶして揚げたもの。
 サクサク香ばしい衣としっとりとしたリゾット、熱々のチーズがビヨーンと糸を引く、ほら、美味しくないわけがないじゃないですか(^o^)

作り方

香草パン粉を作っておきます
1 アランチーニ  パン粉に、パルミジャーノチーズ、たまねぎ、にんにくをすりおろして入れ、ハーブ類を加えます。ザッと混ぜ合わせて、バットに広げ、よく乾燥させておきます。
 乾燥したら、手で細かくすりつぶします。
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リゾットを作ります
2 アランチーニ  たまねぎをみじん切りにし、オリーブオイルを入れたフライパンで、ひとつまみ塩を加えて炒めます。
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3 アランチーニ  たまねぎを炒める音が静かになったら、米を加えて混ぜます。米の表面にオイルがまわり、透明になればOKです。米が爆ぜるまで炒めないように。オイルが足りなければ少し足します。
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4 アランチーニ
アランチーニ
 熱いブイヨンとトマトピューレを加えて、微かに芯が残る程度まで茹でます。
 茹でている途中はあまりかき混ぜないようにし、水気が足りなければ、熱いお湯を足します。
 茹で上がりが近くなったら、縁が焦げないように静かに混ぜてあげます。
 火を止めたら、すりおろしたチーズを加えて混ぜ、必要があれば塩、コショウで味を調えます。
 バットに広げて粗熱を取り、冷蔵庫で冷やしておきます。
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衣を付けて揚げます
5 アランチーニ  卵と水、小麦粉をホイッパーで混ぜ合わせ、バッター液を作ります。
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6 アランチーニ  冷やしたリゾットの中に適度な大きさに切ったモッツァレラを入れて丸めます。
 チーズは揚げている最中、漏れ出さないよう、しっかり中に埋め込むこと。
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7 アランチーニ
アランチーニ
アランチーニ
 丸めたリゾットをバッターにくぐし、香草パン粉をまぶします。
 180℃位の油で(衣を落とすと、ちょっと間があってパッと広がる位)、カリッと濃いキツネ色になるまで揚げて出来上がり。
 今回は、皿の上にトマトピューレをのばし、ジェノベーゼ アル ペストを添えてみました。