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シュー ファルシ(マチルダ)

シュー ファルシ(マチルダ)

材料
寒玉キャベツ 1個
合挽き肉 500g
じゃがいも(メークイン) 4個
ごぼう 1/2本
たまねぎ 小1個
ベーコン 100g
パン粉 20g
牛乳 適量
フォンドボー(固形) 36g
トマトホール缶 1缶
塩、コショウ 適量
ローリエ 2、3枚

 またまた、聞いたことない料理。 何ですか、それは?
 いやいや、何のことはない、キャベツ1個丸ごと作ったロールキャベツです。
 こんな風にコトコト煮込んで味をじっくり含ませるには、秋から冬が旬の「寒玉キャベツ」がピッタリなんです。寒玉キャベツは、葉っぱも硬く、生で食べるとゴワゴワした食感で決しておいしくありませんが、水気が少ない分、煮込んだり、餃子の具にしたり、お好み焼きに使って火を入れると甘味が増して味が濃くなる優れもののキャベツです。
 いっしょに煮込むじゃがいもは「メークイン」がいいでしょう。
 煮崩れが少なく滑らかな舌触りのメークインは、煮物に最適の、めむろを代表するじゃがいもです。そしてお肉には、すり下ろした「ごぼう」を加えて土の香りを含ませてみました。
 葉っぱ1枚ずつにくるんだロールキャベツもいいですが、熱々のキャベツまるごとシューファルシを、家族みんなで切り分けて食べるのもいいと思うな(^v^)

作り方

1



パン粉には、浸る位の牛乳を入れふやかしておきます。たまねぎは、みじん切りにし、透明になるまでよく炒めておきます。
メークインは皮付きのまま半切りにし、ごぼうは、おろし器ですり下ろしておきます。
1 キャベツは芯をくり抜き、丸ごと茹でて冷ましておきます。
3

冷やした挽肉と炒めたたまねぎ、牛乳でふやかしたパン粉、すり下ろしたごぼうを混ぜ合わせ、塩、コショウを加えたら、滑らかになるまで練り上げます(しっかりめの塩味にします)。
4

茹でたキャベツを外側から一枚ずつ、中心部の大きさが直径20cm位になるまで剥がします。一番外側の葉を底に敷き、挽肉を被せていきます。
5



被せた挽肉の上から、剥がしたキャベツの葉を再び被せていきます(下に敷いた葉ごと巻き込む)。
全体に被せ終わったら、その上にまた挽肉を被せます。
これを繰り返し、最後はキャベツが外側になるようにします(外側をタコ糸でしばると扱いやすくなります)。
6

キャベツが浸る位に水を入れ、ベーコン、フォンドボー、潰したホールトマト、ローリエを加え、弱火で煮込んでいきます。全体に火が通ってきたら、塩で味を整え、メークインを加えてさらに煮込みます。
1時間以上煮て、キャベツが柔らかくなり、スープが十分滲み込んだら出来上がり。

いろいろなレシピを見ると、キャベツの葉をすべて剥がし、中心を挽肉の固まりにするものが多いようですが、キャベツは芯に近い部分ほど甘味が強いので、今回はキャベツの中心部を固まりで残し、煮込んだキャベツそのものの甘味と食感を強調してみました。