組合長からのごあいさつ
組合長からのごあいさつ

芽室町農業協同組合
代表理事組合長
廣江 英幸
JAめむろホームページをご覧いただきありがとうございます。
当JAは、昭和23年設立当初から『協力一致』の理念のもと、組合員個々がJAに結集し、農家経済の安定向上を目指し取り組んできました。この間、幾多の経済変動や冷災害の厳しい試練がありましたが、芽室町農業の発展のために日々努力を重ね、広大な十勝平野の中央地帯に大型機械や高度な営農技術の導入を実現してきました。
令和5年度から取り組んでいる第9次芽室町農業振興5カ年計画では、残念ながら組合員戸数の減少は避けられないものの組合員個々の経営規模拡大意欲は強く、平均耕作面積は現状より拡大していく見通しを立てています。ただし、家族労働の限界や雇用労働力の確保が難しく労働負担の少ない品目へ偏重する傾向がみられ、これからの芽室町農業を振興していくにあたり重要な課題として対処していかなくてはなりません。
JAめむろは、これらの課題や様々な情勢変化に立ち向かい、組合員と役職員が英知を結集して
「農業振興ビジョン「次の、おいしさへ。」の旗印のもと、消費者から信頼され、選ばれる産地を目指して」
「JA運営ビジョン より強い信頼と絆で結ばれるJAを目指して」
を指針に、地域農業の更なる発展と生活者(利用者・消費者)の皆様に愛されるJAを目指し邁進してまいります。
いつも課題は山積みですが国内外の情勢を踏まえ、組合員と役職員が危機意識と問題意識を共有し「協力一致」のもとに一丸となって取り組んでまいります。このホームページを通じ多くの方々に芽室町農業やJAめむろの取り組みを知っていただければ幸いです。
事業方針
経営方針
当JAは昭和23年3月の設立以来、組合員と共に「芽室町農業の発展と地域経済への貢献」をモットーに、次の事項を基本として事業運営を行っております。
- 組合員農家の経済的・社会的地位の向上
- 農業・農村発展のための基本施策の確立
- 地域社会の発展への貢献と地域住民へのサービスの提供
農業振興方策
「次の、おいしさへ。」
の旗印のもと、
消費者から信頼され、
選ばれる産地を目指して
私たちは、農業を取り巻く環境がどのように変化しようとも、互いに危機意識や問題意識を共有し、「協同一致」の理念のもと、組合員・役職員が一丸となって、未来の食をたゆまなく創造する志を持ち、安心かつ安全でおいしい農畜産物の生産・提供につとめ、消費者から信頼され、選ばれる産地を目指してまいります。
- 本町の自然環境を礎とし、クリーン農業を推し進め責任を持った農畜産物の生産・提供に努めます。
- 先達の労苦に報い、感謝し、技術や知恵を継承しながらも、現状に甘んじることなく、常にお客様の立場に立った商品開発、サービスの提供を目指します。
- 食を生産・提供するものとして、安心・安全とおいしさを追求し、おいしさで人が喜び、笑顔が生まれる食卓を想起できる産地づくりを目指します。
より強い
信頼と絆で結ばれる
JAを目指して
JA組織機能の充実をはかるとともに各事業におけるメリットを最大限に発揮し、組合員の営農と生活の向上にむけ取り組んでまいります。また、組合員のためのJAであることをモットーとし、組合員はもとより、地域住民のニーズを反映した事業運営につとめるとともに、経営の健全化をはかり、地域に信頼、支持されるJAを目指してまいります。
- 役職員は、常に組合員のための農協であることを認識し、組合員の営農と生活を守るために全力を尽くします。
- どのような環境変化にも柔軟かつ機敏に対応し、組合員の期待に応え得る活力のある人材育成に努めます。
- 組合員が安心して豊かに暮らせる地域構築にむけ、地域の環境・文化・福祉に貢献します。
基本姿勢
- 将来に希望の持てる農業生産環境の構築に向け、持続的な生産基盤確立や生産構造の変化に伴う課題解決に取組む。
- 農業所得の安全確保・拡大を目指し、生産性の向上、コスト低減を推進し、健全な経営基盤を確立する。
- 強固な生産・販売体制の構築に向け、「十勝めむろ」の想いを全国の食卓へ届けるため、生産から販売に至る一体的な体制整備をはかる。また、「クリーンで高品質な十勝めむろ農畜産物」の生産推進により、ブランド確立とファンづくりを進める。
JAめむろの概要
令和6年6月末現在
設立 | 昭和23年3月16日 |
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地区 | 芽室町一円 |
組合員戸数 | 正組合員 552戸 |
組合員数 | 正組合員 1,658名 准組合員 3,306名 計:4,964名 |

役員数
理事 | 15名 |
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※うち会長理事 | 1名 |
※うち代表理事組合長(常勤) | 1名 |
※うち代表理事専務(常勤) | 1名 |
※うち常務理事(常勤) | 1名 |
※うち信用担当理事(常勤) | 1名 |
※うち審査担当理事(常勤) | 1名 |
監事 | 4名 |
※うち員外監事(常勤) | 1名 |
計 | 19名 |
職員数
男 | 女 | 計 | |
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参事 | 1名 | 0名 | 1名 |
総合職員 | 73名 | 17名 | 90名 |
業務職員 | 14名 | 37名 | 51名 |
臨時・嘱託職員 | 14名 | 12名 | 26名 |
計 | 102名 | 66名 | 168名 |
出資金
令和6年3月末
総口数 | 9,468,536口 |
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一口金額 | 500円 |
最高限度口数 | 20,000口 |
総額 | 4,734,268,000円 |
運営
通常総会 | 3年に1回(6月) |
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総代会 | 通常(毎年6月定期開催) 臨時(毎年3月定期開催) |
理事会 | 毎月1回(定期開催) |
監査 | 四半期毎(定期実施) |
組合員組織
農産関係 | 26組織 |
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畜産関係 | 7組織 |
その他組織 | JAめむろ青年部 JAめむろ女性部 年金友の会 JAコスモスの会 芽室町畑作研究会 めむろファーマーズマーケット運営協議会 |
農事組合
- 66農事組合
子会社
- ジェイエイめむろフーズ株式会社
組織図
JAめむろのあゆみ
明治42年の美蔓産業組合を初めとし、各地帯に産業組合が設立されました。以降、農業会を経て終戦後の混乱と、民主化の嵐の中で昭和23年3月、芽室一円を区域とする芽室町農業協同組合が設立されました。設立当初より「協力一致」を基に、組合員がJAに結集し、幾多の経済変動、冷害などの厳しい試練の中、農業発展と安定のため努力を重ね、広大な十勝平野の中央地帯に大型機械と、高度な営農技術の導入による近代化経営の実現をはかってまいりました。
昭和23年 | 農業協同組合法に基づく芽室町農業協同組合設立 初代組合長 高橋 雄之助 |
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昭和26年 | 名古屋支所設置 |
昭和27年 | 大蔵大臣・日銀総裁より優良貯蓄農協として表彰 農林大臣、全国指導連より出資増加運動成績優秀につき表彰 |
昭和28年 | 芽室町農協婦人部連絡協議会設立(のちJAめむろ女性部) |
昭和29年 | 全国共済連より生命共済事業推進成績優秀につき表彰 |
昭和30年 | 名古屋支所廃止(ホクレンに吸収) |
昭和31年 | 第1スタンド新設オープン |
昭和32年 | 本部事務所新築 |
昭和36年 | 全国農協中央会より成績優良農協として特別表彰 |
昭和37年 | 芽室町農協青年部設立 |
昭和38年 | 農業構造改善事業穀類調整工場竣工 |
昭和39年 | 芽室町大火により倉庫11棟焼失 第2スタンド新設オープン |
昭和40年 | 高橋雄之助組合長参議院議員に当選 |
昭和43年 | 農協設立20周年記念式典挙行 農協だより発行(のち〝夢あぐり〟に改名) 肥料保管倉庫新設 |
昭和44年 | 農薬倉庫及び青果庫新設 |
昭和45年 | 苫小牧農業倉庫新設 |
昭和46年 | 小麦予備乾燥貯溜施設新設 |
昭和48年 | 食用馬鈴薯貯蔵庫新設 豆類貯溜施設新設 |
昭和50年 | 食用馬鈴薯粗選別荷受施設新設・精選別機導入 |
昭和51年 | 西高岩大豆生産組合が全国農協中央会会長賞受賞 西北伏古小麦採種組合が全国農協中央会会長賞受賞 生産資材事務所・資材店舗新築、倉庫・農薬庫新設 |
昭和52年 | 生活店舗新築 農機具格納庫新設 種子小麦乾燥施設新設 玉葱貯蔵庫選別施設新設 |
昭和53年 | 農協設立30周年記念式典挙行 本部事務所増改築 |
昭和54年 | 組合長高橋雄之助勇退 (二代目)組合長矢野征男就任 |
昭和56年 | 農産部事務所新築 |
昭和59年 | 全国銀行内国為替制度加盟 |
昭和60年 | 農協信用事業オンラインシステム稼働 全国農協貯金ネットサービスシステム稼働 |
昭和61年 | 小麦乾燥調整施設新設 加工馬鈴薯集出荷貯蔵施設新設(大成地区) |
昭和62年 | 牛蒡選別施設新設 |
昭和63年 | 十勝地域農業情報システム稼働 第1スタンド改装 |
平成2年 | 都銀・地銀とのCDオンライン提携 |
平成3年 | Aコープめむろ店改装 |
平成4年 | 農業情報ネットワークシステム稼働 野菜集出荷貯蔵施設・大根洗浄選別施設新設(西士狩地区) 多目的倉庫新設 |
平成5年 | 農産物処理加工施設〝ジェイエイめむろフーズ株式会社〟設立 |
平成7年 | 菌床椎茸選別施設新設 種馬鈴薯集出荷貯蔵選別施設新設(新生地区) |
平成9年 | 農業振興センター開設 鉄南金融店舗開設 第2スタンド改装 Aコープ本店がレギュラー会社(株式会社エーコープ道東)に運営移管 |
平成10年 | 農協設立50周年記念式典挙行 |
平成11年 | 小麦乾燥施設(第2センター)新設 |
平成12年 | 種子小麦乾燥施設改修 |
平成13年 | 加工馬鈴薯集出荷貯蔵施設新設(大成地区) |
平成14年 | 野菜集出荷貯蔵施設新設(西士狩地区) |
平成15年 | 農産物貯蔵倉庫新設 食用馬鈴薯選別荷受施設新設・空洞感知選別機導入 |
平成16年 | 堆肥センター稼動 |
平成17年 | 農産物貯蔵倉庫新設 |
平成18年 | ファーマーズマーケット新築オープン |
平成19年 | 新本部事務所、資材センター落成 旧本部事務所跡金融中央店開設 第2スタンド改築セルフ化、第1スタンド移転新築セルフ化 複合商業施設「みのり~む」グランドオープン 肥料倉庫新設 |
平成21年 | 組合長 矢野 征男 勇退 (三代目)組合長 辻 勇 就任 金融中央店舗新築 種馬鈴薯集出荷貯蔵施設増設(新生地区) めむろ高齢者介護複合施設新設 |
平成22年 | 矢野征男名誉組合員 旭日小綬章を受賞 農産物貯蔵庫新設 |
平成23年 | ジェイエイめむろフーズ(株)冷凍凍結庫・冷凍保管庫新設 |
平成24年 | 加工馬鈴しょ貯蔵庫新設(坂の上地区) 青果物貯蔵施設新設(西士狩地区) |
平成25年 | 矢野征男名誉組合員 北海道功労賞を受賞 にんにく選別施設新設 (西士狩地区) |
平成27年 | 穀類調整施設新設 金融中央店増築 |
平成28年 | 台風10号の被害を受け「JAめむろ異常気象災害対策本部」設置 岐阜県JAいび川と友好提携協定締結 |
平成29年 | 芽室町の農業粗生産額 史上最高の315億円達成 |
平成30年 | 平成30年度優良危険物関係事業所 消防庁官表彰受賞 |
平成31年 | ジェイエイめむろフーズ(株)第3工場・事務所新設 |
令和元年 | 組合長 辻 勇 勇退 (四代目)組合長 宇野 克彦 就任 西士狩多目的倉庫新設 農産物集出荷貯蔵施設新設 |
令和2年 | 種馬鈴薯集出荷貯蔵施設新設(新生地区) 加工馬鈴薯貯蔵庫新設(坂の上地区) |
令和4年 | 新生加工馬鈴しょ貯蔵施設新設 |
令和5年 | 組合長 宇野克彦 会長就任 現(五代目)組合長 廣江英幸 就任 |