バーニャカウダ
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難易度2
北イタリアはピエモンテ州の冬の郷土料理、「バーニャカウダ」。日本でも「バーニャカウダ」は、おしゃれな野菜の食べ方として女性に人気のメニューとなりつつあります。
しかし、「バーニャ=ソース」、「カウダ=熱い」の名の通り、にんにく、アンチョビ、オリーブオイルから作られたソースを温めながら大量の野菜を食す、というのが地元の伝統的スタイルだそうで、当然食べた後は、体じゅうが臭っさくなりますので、今時のイタリアの若い子たちからは敬遠されているのが現状のようです。
それはそうとしても、このソースは、魚文化を持つ日本人にとっても美味しいものであり、冬に向かうこの時期、寒さによって甘みを増した野菜を熱々のソースに浸して食べるのは格別のものがあります。ここは、芽室産のにんにくをたっぷり使って、臭くても迷惑をかけない週末に、秋冬野菜を心ゆくまで食べようじゃありませんか(^_^)v
材料(4人分)
ソース
にんにく | 50g |
アンチョビ | 50g |
エキストラバージンオリーブオイル | 100ml |
牛乳 | 300ml |
野菜
パプリカ、じゃがいも、茎ブロッコリー、小かぶ、人参など | 適量 |
作り方
1
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パプリカ、人参は、生でスティック状に、小かぶは、縦に1/8にカットします。 じゃがいもは、茹でてスティック状にカットし、茎ブロッコリーは、ひとつまみの塩を加えたお湯で、ややしんなりする程度に茹でます。 |
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2
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にんにくは、縦半分にスライスし、芽を取り除き、ひたひたのお湯で、少し軟らかくなるまで茹でます。 一度お湯を捨て、牛乳を注ぎ、再びにんにくを完全に軟らかくなるまで茹でます。 |
3
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スプーンで、牛乳ごと、にんにくを丹念に潰します。続いて、細かく刻んだアンチョビを入れて、潰しながら合わせます。 |
4
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馴染んだら、オリーブオイルを入れて、よく撹拌します。白っぽく、ソースが乳化して混ぜ合わさったら出来上がり。鍋ごと温めて、熱々のソースにしてから食卓に供します。 |
お料理のポイント
本来は、火にかけられる容器に入れて、常にソースを沸かしながら食べる料理です。
容器がなければ、鍋ごと卓上コンロにかけて楽しむのもいいかもしれません。
洗うのが面倒でなければ、フードプロセッサー、ミキサーで作ると簡単です。